POI-EXインプラントシステム

先週末、新大阪でPOIユーザー向けの新システム（POI-EX）
の講習会があり、行ってきました。９月にも説明会があり、ブログ
でも紹介致しましたが、今回はより具体的な講演や、新システムを
使った顎骨模型での実習もあり、大変有意義な講習会でした。

従来のPOIインプラントの弱点をカバーした、より精密なシステムに
なっており、適応症の幅も広がった様に思います。
前回の報告より、自分なりに新たに解った事は、
　１、インプラントの初期固定がより確実になった事
　２、アバットメント（土台の部分）をカスタマイズ（天然歯と同じ形）に出来る
　３、それに伴い、補綴物（被せの歯）を接着した余分なセメント
　　　　　の処理が容易になった
など、かなり進化した様に思います。

久しぶりに模型実習をしたのですが、これがまた楽しく、模型に
何個も穴（インプラント窩）を掘ってインプラントを殖えていました。
（子供がプラモデルを作っている様に夢中でした）

ただ、良い事だけではありません。ドリルの数が増え、システムが少し
煩雑になりました。（これは、すぐに慣れると思います。）
問題は、新しい道具をいっぱい購入しないといけない事です。
「もう少し、前システムと互換性を持たせて欲しかった。トホホ」by院長

でも、精度の高いインプラントを提供出来る事は喜ばしく、すごく
楽しみにしております。現在当医院では、POI-EXのシステム確立
のため奮闘中であります。

沢田歯科医院　院長
　沢田　明義