4ヶ月間におよぶPOIインプラントマスターコースの4回目(最終回)が、
先週末新大阪で行われました。
今回のテーマは、「下顎骨の垂直的な増骨」。
通常ならばインプラントが殖立出来ない様なか細い骨を、骨補填剤や
ゴアテックス膜(メンブレン)を使い、骨の量を増やし(横にも縦にも)
インプラントを可能にします。
土台の骨が、骨太でしっかりしている為、予後も非常に安定します。
かなりの高度なテクニックが求められ、リスクも伴う手術であります。
講師の山道先生のテクニックは非常に素晴らしく、細い骨が6ヵ月後には
信じられない位太くなります。(まるでボンレスハムみたい!)
山道先生の歯科医師としてのライフワークは、「骨作り」であり、25年も
前から取り組んでいた事には非常に驚きました。(おそらく日本で最初に
取り組んで、日本で1番骨を作る事が出来るドクター!まさしく骨の
魔術師!)
この4ヶ月間、日本のインプラント治療の最先端を学び、非常に充実した
時間を過ごせました。
今後も、オペ見学会の参加やマスターコースの再聴講を重ね自分の物
にしていきたいと思います。
勤務医の本山先生も、POIベーシックコースの受講を終え無事「終了証書」
を受領しました。
左が糸瀬先生、右が山道先生
沢田歯科医院 院長
沢田 明義